原始反射とは幼児が特有の刺激に対して示す、中枢神経系によって引き起こされる反射行動のことです。
この反射は、子供が成長して大人になり、前頭葉が発達する過程で失われていきます。
脳が損傷している疑いがある時や脳性麻痺がある場合などは、消失が遅かったり、大人になっても残ったりします。
非定型原始反射は、自閉症スペクトラムの初期の徴候の可能性としても研究されています。
原始反射は、赤ちゃんの成長や発達のバロメーターとなります。
原始反射が強く残っている場合は、脳機能の問題があることがあります。それが発達障害の兆候として現れていることもあります。
下記に反射の種類を記載しますのでお子様又はご自身が発達障害なんじゃないかと悩んでいる方は原始的反射が残っていないかチェックしてみてください。
下記のサイトで反射の種類をチェックできるようです。
参考にしてみてくださいね。
» 一般社団法人ここからだ 原始反射残存チェック
大きな音などの急な刺激に対して驚き、手足を大きくびくつかせ、何かに抱きつこうとする反射のこと。
この反射が激しいと低血糖が原因の可能性も。
もしカンガルーケアをしているようでしたら医師に相談してみてもいいかもですね。
モロー反射が激しかったり、寝付けないお子様はスワドルミーなどおすすめです。
お腹の中にいたような空間になるのでぐっすりねむれるようです。
恐怖のあまり体が麻痺したようになる反射。
統合(卒業)されていないと引っ込み思案で、ストレス耐性が低く疲れやすくなります。
口に指や乳首を入れると吸う反射。
生まれてすぐ低体温症になるとこの反射が起こりにくくなります。
統合(卒業)されていないとつま先歩きなどがみられます。頭を前に傾けた時、胴体と腕脚が屈曲(曲がる)し、
頭を後ろに傾けた時、首、背中、脚の筋肉が緊張して、反り返るようになる反射。
首の反射のこと。うつぶせに寝かせて頭を上げると、両腕が伸びて両足が曲がり頭を下げさせると両腕が曲がって両足が伸びる反射。
この反射がちゃんと統合(卒業)されていないと、ハイハイを上手にすることが出来ません。
そして机に座るときには突っ伏したり、すぐに頬杖をついたりする様子が見られます。
上唇か下唇に触れるか片側の頬に触れることで誘発され、頬を触れられたほうに向けて口を開ける反射。
唇周辺に物が触れると、触れた方を向き唇と舌でくわえようとする反射。
口に指や乳首を入れると口を開く反射。
フーっと息を吹きかけると目を閉じる反射。
口の中に流れてきた液体を飲み込む反射。
口の中に何か入った時、舌に触れた物を押し出そうとする動作。飲を防ぐには必要な反射。
赤ちゃんの両脇を持って立たせて、足の甲を台などに押しつけると、足を曲げて台の上に足を乗せようとする行動。
足の裏を指で刺激すると、足の指が5本ともギュッと曲がる反射。
足裏を尖った物で、踵からつま先に強めにこすると、足の親指が足の甲の方に曲がり親指以外の指は外に開く反射。
2歳半を過ぎてもなおバビンスキー反射が見られる場合、錐体路障害が考えられます。
錐体路障害の症状・・・脳の大脳基底核から大脳皮質の神経ルートにおいて起る障害で、運動減少、運動過多の症状が出現する運動系の症状。
両脇を抱え傾くように立たせると、足を前後に動かして歩くような反射。
自立歩行反射と似ていて、両脇を持って立たせ、足裏を床につけるとつま先を突っ張り身体を支えようとする反射。
仰向けにして寝かせて、両手を持ってゆっくりと引き起こすと、頭を持ち上げて起き上がろうとする反射。
仰向けに寝かせ首を左右の片方に曲げると、同じ側の手足が伸び反対側の手足が曲がる反射。
仰向けに寝かせ、足先を針などで刺激すると刺激した足を曲げてひっこめる反射。
仰向けの場合は両手足や身体を伸ばし、うつぶせ時は両手足を曲げて身体を丸める反射
両脇を支えた状態で水平を保ち、急に頭を下げると手を広げて体を支えようとする反射。
指を子供の手の平に乗せるとギュッと握る反射。
脊柱の外側をこするとこすった方にお尻を振るという反射。